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(株)ルネサスハイコンポーネンツ
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津軽の風物誌
 
==不撓不屈==

  今年の立佞武多(たちねぷた)のお題は「不撓不屈(ふとうふくつ)」、テーマは「不屈」。
 『今世は様々な不幸や悩みを抱え疑心暗鬼になり、人々の心をみだしている。しかし、そんな時こそ自らの信念を貫き、どんな事態にも強い意志で自分の信じる道を進んだ戦国時代豊後の武将「立花道雪」の不撓不屈の精神を学び現代社会を力強く生きてほしい。』という作者の願いが込められています。
 今年もルネサスハイコンポーネンツの有志約60名が力を合わせ高さ22m、重さ約17トンの巨大な山車を牽き、五所川原の夏の祭りを盛り上げました。
(2008年8月)
 
 
 
 
=雪原の凧揚大会=

 春近い五所川原近くの岩木川河川敷で凧揚げ大会が開かれました。今日は天気が良く、風が強く、凧揚げにはうってつけの日でした。津軽凧絵*が描かれた凧を一生懸命揚げていました。川原にはテントが ずらりと並び、その中では仲間や家族で鍋や焼肉を食べ、長い冬の楽しみの一つにもなっています。高得点を得るには、如何に高く、如何に静止させるか。
(2008年3月9日)
 
 
=冬来たりなば春遠からじ=

 今年の津軽は、暖冬だった昨年とうって変わり大雪です。(それでも例年よりは少ないそうです)ここ弘前公園では冬の風物詩「弘前城雪燈籠まつり」が開かれていました。雪で作った燈篭やミニかまくらが数百基並んでいました。この日の弘前は前日からの積雪が45cmを記録し、きれいな雪景色を見せていました。右上は昨年の景色。
(2008年2月9日)
 
 
=カッチョと地吹雪=
カッチョと地吹雪

 昨年は暖冬で、冬の名物「地吹雪体験ツアー」も中止となってしまいましたが、今年は本格的地吹雪の予感です。五所川原市金木やつがる市木造あたりは冬になると地吹雪のメッカとなります。日本海から吹く西風を防ぐために、家の周りにぐるりとカッチョ(防雪柵)を張り巡らせている家が多く見られます。今年は11月中旬から本格的に雪が降り始めました。
 本日も時々小さな地吹雪が起こります。本格的に地吹雪が吹き始めると前が見えなくなり、写真などとは言っておられませんので子供の地吹雪を定番のカッチョと共に早めですがご紹介
(2007年12月16日)
 
 
=雲の下の紅葉=
雲の下の紅葉

 岩木山の頂上付近では、この時期一番早く紅葉が見られます。麓はまだ、色着かない時期。山頂付近では、強い西風に乗って、すっ飛んでいく雲の間から、一瞬美しい紅葉が見られます。
ようやく寒くなってきた平地では、木々の葉っぱの紅葉はこれからですが、鈴なりになったりんごの紅葉(?)が見られます。
(2007年10月6日)
 
 
=お山参詣=
お山参詣

 お山(岩木山)では、毎年旧暦の8月1日(今年は9月11日に当たる)、例大祭として岩木山に集団登拝してご来光を拝む「お山参詣」が行われます。五穀豊穣、家内安全を祈願する津軽最大の秋祭りです。
「サイギサイギ ドッコイサイギ〜」(懺悔懺悔 六根懺悔=過去の罪過を神仏の前で悔い改め、人間の感覚器官の迷いを捨てて汚れのない身になることという意味だそうです)、と唱えながら登ります。
 休日となかなか重ならないので、私はまだ登れません。それでも3日間の大祭のうち必ず1日は岩木山神社にお参りします。写真は今年の初日「向山」(今年は9月9日)の岩木山神社の参道の様子です。正面には岩木山の山頂が秋空に輝いていました。
(2007年9月11日)
 
 
=芽吹き心荒ぶる(めぶきうらさぶる)=
芽吹き心荒ぶる(めぶきうらさぶる)

 津軽もねぷたが終わると、急激に秋の気配になりますが、今年は30度を越す日が続いています。
 8月4日から8日まで行われた、五所川原の立佞武多には、今年も170万人の人出を数え、短い北の夏を彩りました。
ルネサスハイコンポーネンツも毎年、立佞武多を牽かせて頂いており、今年も総勢75名で、今年の新作(毎年1台新作が登場します)「芽吹き心荒ぶる」を牽きました。
高さ22m、重さ17t、2時間、一人一人が全力を出し切らないと動かない。
(2007年8月8日)
 
 
=奥津軽 虫と火まつり=
奥津軽 虫と火まつり

 「虫送り」は、農作物の病虫害を防ぎ、五穀豊穣を祈願する行事で、昔は全国で行われていたそうですが現在はすたれてしまい、ここ五所川原市と他1箇所で行われているだけだそうです。
 稲わらで作った大松明や、竜や蛇の形をした虫人形が市内を行進して、最後には岩木川の川原で虫に火を放ち昇天させる伝統的な祭りで、今年も6月24日に五所川原市で「奥津軽虫と火祭り」の中で行われました。
その人出の多さ(例年20万人)と、6月とはいえ日没にはまだ心なしか冷え込んでくる岩木川の河川敷で、火と花火の荘厳な祭りを堪能。
(2007年6月24日)
 
 
=日本最古のりんごの花=
日本最古のりんごの花

 5月に入ると、津軽はりんごの白い花で一色になります(咲き始めはピンクで、それが段々と真っ白になっていきます)。1本のりんごの木には(木の大きさにより大きく異なりますが)6000個の花が咲きます。摘花により、それを20分の1の300個くらいにします。最終的にりんごとして収穫できるのは100個くらいだそうです。1/60の確立です。
 写真は、つがる市柏にあります1879年(明治11年)に植樹された「日本最古のりんごの樹」の1本です。満開の花を咲かせていました。
(2007年5月20日)
 
 
=日本最古のソメイヨシノ=
日本最古のソメイヨシノ

 5月連休明け津軽地方も桜は散ってしまいました。この近くでは、弘前城の桜と五所川原市の芦野公園の桜が、日本桜名所百選に選ばれています。
 桜(ソメイヨシノ)の人生(樹生?)は人間とほとんど同じで、植栽してから15年で花が付き、20〜40歳で見事な花を咲かせる、そして60年から80年で一生を終わる。でも手入れしないと衰えが早いそうで、桜の名所を維持するためには子育てと同じで、20年後の姿を想定して、管理するそうです。
写真(4月29日写)は、弘前城にある、現存するソメイヨシノでは日本最古と言われている古木です。推定樹齢は120年以上でありながら、まだまだ現役に負けない花を咲かせております。これも人間の世界の長寿一の方と肩を並べております。でも周りのにぎやかさに比べて、この老木の周りには一種の寂しがただよっていました。
(2007年5月10日)
 
 
=北限の梅まつり=
北限の梅まつり

 全国的にはすでに桜もおわり、いよいよ新緑の季節となる4月末、ここ、津軽の五所川原市では、梅まつりが開催されています(4月21日〜30日)。
その名も「北限の梅まつり」。本日の気温は9℃。まだ寒いなか、ちらほらと咲き始めた梅の背景には、まだ寒さにふるえている灰色の幹のりんごの樹林。
5月にはいっせいにりんごの白い花も咲き始めます。
(2007年4月23日)
 
 
=八甲田山 雪の回廊=
八甲田山 雪の回廊
 
 4月に入ると、津軽もうっすらと春の息吹が感じられるようになります。今年は雪が少ない年で、五所川原市では例年の約半分の積雪量でした(それでも累積降雪量は365cm)。しかし全国屈指の豪雪地帯であるここ酸ヶ湯付近は累積降雪量が15mと例年とほとんど変わらず多く、そのため八甲田、十和田ゴールドラインと呼ばれる酸ヶ湯と谷地間は、まだ5〜6mの雪の壁が残っていました 。「壁の高さよりケーキにナイフを入れたばかりの美しさに感銘」(3月31日撮影)
 この近くにある地獄沼からは、硫黄の匂いが辺りにただよい、雪の壁の中でもくもくと白い湯気をあげていました。今年も道路の冬季閉鎖が解除される直前の3日間には、雪の回廊ウォーキングが開催され大勢の人が参加しました。このルートは4月1日に開通になります。
(2007年4月2日)
 
 
=女性の横顔、岩木山=
女性の横顔、岩木山
 
 津軽富士と言われる岩木山(1625m)は、津軽の人々からは「お山」と呼ばれ、親しまれています。
時としてその容姿は、地元の方から「女性の横顔」と言われることもあります。
 その顔は見る場所、見る時間、見る季節により、色々な表情を見せてくれます。
雪のコントラストでほほがこけて厳しい顔になったり、秋の夕日で優しい顔になったり。若くなったり年老いたり。
 おらの家からが一番美しいと、言うのは仕方ないこと。上の写真はつがる市方面から見た岩木山で、雪で白く化粧した女性に見えます(右が頭、左が首)。
 その昔「安寿と厨子王」の故郷でもあり(後に、二人は岩木山の神として祭られたそうですが)安寿の横顔かなとも、だれそれに似ているなとか想像しながら見るのも楽しい。今年は薄化粧で(雪が少ないので)、水不足の心配がされています。
(2007年3月12日)
 
 
=りんごの冬季剪定=
りんごの冬季剪定

 青森県はりんごの生産で日本一です。よいりんごの裏には並々ならぬ苦労があるようで。
 久しぶりに雪の積もった日(2月25日)あちらこちらで、脚立に登って剪定されているご家族の姿が見受けられました。
「りんご栽培では、整枝・剪定が著しく重要視される。それは整枝・剪定の巧拙が収量・品質に大きな影響を及ぼす」といわれるように、数ある作業の中でも重要な作業です。
 冬季(休眠期)に枝を強く切れば切るほど、残った芽から強勢な新梢が発生する、如何に枝全体に太陽の光を取り込むか、将来(新しく発生した枝には、3年目にりんごが実る)を見通して枝の配置を考える、そうです。
(2007年2月25日)
 
 
=防雪柵=
防雪棚

 今年の津軽は、100年ぶりの暖冬で、雪が積もりません。
 当然地吹雪もふきません。朝雪が降っても、昼ごろには溶けてしまいます。
 この雪の季節、北国では道路に沿って、防雪柵が立てられます。
夏に広々とした津軽平野が、この時期になると防雪柵にさえぎられるのでうっとおしくなると心配していましたが、そんな心配は無用で、やはり吹雪になると力強さを感じます。それが今年はまったく出番がありません。
 防雪柵には、大きく4つの形式があります。「吹きだめ柵」「吹き止め柵」「吹き払い柵」「吹き上げ防止柵」。写真は風の力で道路の雪を吹き飛ばす「吹き払い柵」です。
その場所場所の雪の量、風の力、道路の幅などを考えて形が変えられています。
 今年のように、西風が吹かなかったり、東風が吹いたりすると大変。
 吹き溜まりが出来て、逆効果。雪が少ないのは、必ずしもよいことばかりでは無い様で。
(2007年2月11日)

これから定期的に、「今月の津軽風物」をお送りします。

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